猛暑の在宅ワークを変えた"窓断熱"というひと工夫
リビングで在宅ワークをされている奥様にとって、近年の猛暑は悩みの種でした。日当たりの良いリビングは、本来なら快適な作業環境になるはずの空間です。しかし夏場の室温上昇は厳しく、昨年は少しでもエアコンの効きを良くしようとシャッターを閉め、薄暗い中で仕事をする日々。日差しを遮ることでしか涼しさを得られないその状況に、苦痛を感じていたそうです。
そんな中、内窓の設置で暑さ対策ができることを知り、「少しでも涼しくなるなら」と設置を決められました。今回、内窓を設置したのは1階のLDKです。


施工後、改めてお話を伺うと「全然違う!」と話してくださいました。従来の窓は夏場、触ると熱を感じるほどでしたが、内窓を設置してからはとても涼しく、既存の窓と内窓の間に手を入れるとその空気が熱くなっていることに気づき、断熱効果を実感されたそうです。その効果は冷房の効き方にも表れていました。去年と同じ感覚でエアコンをつけていたところ、思いのほか室内が冷えすぎてしまい、寒さに驚いたというエピソードも聞かせてくださいました。
さらに、想定していなかった効果として「部屋がとても静かになった」という声もいただきました。LDKにいると、雨音や近所の草刈りの音もほとんど聞こえなくなり、これまでは夕方に聞こえる車の音で旦那様の帰宅に気づいていたのが、今では玄関が開くまで気づかないほどだそうです。「これならカラオケもできるかも」と話されるほど、遮音性の高さも実感されているようです。




デザイン面でも高い評価をいただきました。LDKと繋がる小上がりの和室には以前、障子が付いており、毎年旦那様と貼り替える手間がありましたが、今回選ばれた縦格子デザインの内窓によって、お部屋の雰囲気はモダンな印象に。さらに部屋全体が明るくなったとお話しくださいました。
将来を見据えて、1階で暮らせる住まいへ
今回のリフォームでは、LDKの窓のほかに、1階の和室・洋室のクロス張替えも行いました。こちらについてもお話を伺いました。




和室は塗り壁からクロス張りに、洋室はクロスの張替えを実施しました。このリフォームについて、奥様は「両親の介護をしている中で、自分たちも年を重ねていくと、今は2階にある寝室が使いづらくなるかもしれない。それならば1階で過ごせるようにしておくとよいかもしれない」と考え、ほとんど使っていなかった和室を使いやすく整えることを希望されました。
「あえて」鏡を付けない、2階の洗面
2階のトイレ・洗面設備も老朽化による不具合が出始めていたため、今回のリフォームで一緒に交換することになりました。
一般的に洗面台といえば、手洗い場の正面に鏡があるものをイメージする方が多いのではないでしょうか。しかしK様は、設備の入れ替えにあたり、あえて鏡のないタイプを選ばれました。




その理由と実際の使い心地について伺うと、奥様は「鏡を見たいときは1階の水回りを使うため、2階の洗面ではもともと鏡を使うことが少なかった」とのこと。使うのは雑巾を洗ったり、加湿器に水を入れたりするときが中心で、「鏡はもういらないのでは」という考えから、鏡のない洗面台を選ばれたそうです。実際に使ってみても、鏡がないことで不便を感じることは特にないとお話しくださいました。
断熱をきっかけに、暮らし全体を見直すご提案ができたことを嬉しく思います。窓の断熱だけでなく、これからの暮らし方に合わせたリフォームまで、幅広くお手伝いできればと考えております。
K様、ご用命いただきありがとうございました。
